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執筆者の写真Hiroaki Sugise

はじめまして。

GRAPHYSの代表をしておりますHiroaki Sugiseです。

こちらのブログでは私がGRAPHYSを立ち上げた頃から現在に至るまでの様々なエピソードや、写真撮影にまつわる内容を書いていこうと思います。


 初回はGRAPHYSの初期についてちょっとだけ書きますね。

GRAPHYS(グラフィーズ)の名前の由来は、描くを意味する「graph」とネットワークにおける最も物理的な位置に属するプロトコル「phy」を掛け合わせた造語です。

人と人との約束ごとを大切にしながら、絵を描くように自由な発想で写真を撮ることに日々挑み続けています。


 私がGRAPHYSを立ち上げたのは2015年4月になります。

2019年2月まで1人でやってきましたが同年3月よりフォトグラファーを1名雇い、現在は2名体制で撮影に臨んでいます。


 開業当初は一切のツテがなく、ましてや同業者よりも価格を高く設定したので仕事はほぼありませんでした。

初年度は平均して月に2、3件で少ないときは1件という月もありました。

それはまさに地獄の1年目でした。

 私の状況を見かねて、価格設定を他と同額もしくはそれ以下にした方がいいという意見を周囲の方からたくさんもらいましたが私は聞き入れることはしませんでした。

時給900円の居酒屋のアルバイトを夜な夜なしながら食いつなぐ毎日のなかでも自分の撮る写真には設定した価格以上の価値がある、だからその価値を認めてくれるお客様に出会うまでは絶対に諦めないという気持ちがあったからです。


 日中は仕事がなかった分、時間だけはあったので月に数件の依頼に対して撮影前にしっかりと時間をかけることができました。

打合せや撮影準備、ロケハンにも相当な時間を費やすことができたので、その撮影クオリティはお客様が望まれていたものをはるかに超えることができました。


 そうして腐ることなく、諦めることなく1年目の数少ない撮影依頼の1件1件を大切にしたことで、私の撮影に満足してれたお客様が次のお客様を紹介してくださったりリピーターとして2回、3回と撮影を依頼してくれるようになったこともあり、2年目を過ぎた頃には

少しづつ撮影依頼も増え、コンスタントに月に4、5件の撮影の依頼をもらえるようになりました。


つづく


次回は、私の過去について書いてみようかと思います。


GRAPHYS Sugise






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